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有機JASの田んぼ

Written on 月曜日, 6月 17th, 2024 at 4:52 PM by katou
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農薬や化学肥料を一切使用しないで作られるお米がJAS有機栽培米ですが、この有機栽培の田んぼで何が一番大変かというと田んぼ内の「除草」です。この除草が上手くいくにはどうするのが良いのか?毎年毎年の課題です。加藤農場では有機栽培をはじめた約35年前からこの田んぼの除草には合鴨の力を借りております。田植えが終わった5月末から約1ヶ月半ほど田んぼに入れて活躍してもらっておりますが、天候含めて自然界の変化により年々大変になっております。

最大の課題は『合鴨を食べる天敵との戦い』。昨今、餌を求めて熊や猿、イノシシが民家にやってくるというニュースが多く聞かれますが、合鴨を食べる「タヌキ」「ハクビシン」「きつね」も年々増えており、田んぼに合鴨を放した翌日から1羽、2羽とやられてしまい、3日目には1つの田んぼの合鴨がすべて食べられてしまいました。こちらで出来る限りの対策はしてもこのような現状です。毎朝 合鴨に餌をあげるときに合鴨のよってくる音が聞こえるとホッとし、その際、鴨数を数えるのですが,今日は全員無事でいてくれと願うようにカウントしております。

*合鴨ちゃんの動画は加藤農場のインスタをご覧ください ↓↓↓

また、2つ目の課題は合鴨の料金です。コロナ後から様々な物価が上昇する中、合鴨もその例外ではなく毎年毎年単価が上がり、また輸送コストも毎年上昇しております。

ただ、このままではせっかく守ってきた有機栽培も衰退していってしまう一方ですので、今年からは合鴨とともに田んぼに除草ロボットをいれ『ハイブリッド農法』を実践しております。除草ロボは以前にも投入しましたが、合鴨以上の効果は残念ながらなかったのが現状です。今年はこの除草ロボットに期待です!

こちらの動画はこちらです ↓↓↓

 

 

 


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